生産者から学ぶ家族の食育~ママ・マルシェ レポート(センター南編1)
生産者から学ぶ家族の食育~ママ・マルシェ レポート(セミナー編)
2010年2月28日(日)横浜のパルスポットセンター南会場にて
ベビカムとのコラボイベント、親と子の食育をテーマにした
「ママ・マルシェ」を開催いたしました。
今回はママ・マルシェで開催されたベビカムの読者約30組に
ご参加いただいたセミナー内容をご紹介します。
(会場:横浜市・センター南/東急S.C.内港北サロン)
◆アドバイザートーク◆
「ママたちに伝えたいこと」
金澤 直子先生(妊婦・親子水泳講師/ベビカムアドバイザー)
産後のママさんたちとの交流も密でこれまでに何万という育児を見守ってきた金澤先生。
今回、食に関することで、特に覚えておいて欲しいこととしてあげられたのは
“噛むことの大切”でした。キーワードは「ひ・み・こ・の・は・が・いーぜ」。
機会があるごとに思い出して、ぜひ、子育てに役立てましょう!
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「ひ」は肥満予防。噛むことで満腹感が得られ、食べ過ぎを予防できる。
「み」は味覚の発達。よく噛むことで食べ物と唾液が十分に混ぜ合わされて、
味がよくわかるようになる。
「こ」は言葉の発達。噛むことで顎が発達し、歯並びもよくなるので、
きちんと発音できるようになる。
「の」は脳の発達。顎の関節を動かせば動かすほど、脳細胞が活性化される。
「は」は虫歯&歯周病予防。噛むことで分泌される唾液が虫歯を予防し、
同時に歯茎や顎も鍛えられる。
「が」は癌予防。唾液には食品に含まれる発癌物質の働きをおさえる物質が
含まれているといわれている。
「い」は胃腸快調。よく噛むほどに食べ物は消化しやすい状態になり、
胃腸の負担を軽減する。
「ぜ」は全力投球。瞬間的に力を出すとき、奥歯をぐっと噛みしめて、
集中力を発揮することができる。
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およそ20分間の講演は、妊婦さんや子育てママには興味のつきないことばかり。
先日、実際にあった先生の教え子さんの例にひき、おっぱいの味は
食べたものによって毎日変わること。
そして、ときには赤ちゃんのからだに悪影響を及ぼすことがあることもお話しいただきました。
その教え子さんは、ケーキの生クリームをたくさん食べたために、
赤ちゃんに赤いボツボツができてしまったそうです。
食は、子どもにも、親にも、本当に大切なものだと再認識した有意義な時間でした。
また、セミナーのさいごのプログラムにあった試食タイムでは
先生みずからが作ってくださった「有機米の離乳食」のが大人気。
先生どうもありがとうございました。
◆作り手トーク PART1◆
「出汁(だし)で料理はこんなに変わる」
桜井 友子さん(さくら工房)
2児の母親として子育てを経験した桜井さんのモットーは「一石五鳥」。
それくらい便利でいいものがあれば子育ても楽になれると思い、
そうした商品を子育て中のママたちに届けるために「さくら工房」を始められそうです。
桜井さんが、今日お話ししてくださったのは、添加物などの混じらない
自然の栄養素を摂れることで子どもの成長に活躍してくれる出汁について。
出汁は、<授乳期>、<つぶつぶになる前の離乳食期>、そして<子育て期の食事>と
いずれの場合も基本となるものです。授乳期でいえば、ママがおっぱいの中にカルシウムや
鉄分をしっかり蓄えられる。離乳食の初期には出汁を湯冷ましのように飲ませて
赤ちゃんに栄養を与えることができる。そして子育て期になると、カルシウムや食物繊維に加え、
昆布に多く含まれるヨウ素(ヨード)が健やかな成長をサポートしてくれる」とのお話。
セミナーでは実際にかつおと昆布の合わせ出汁の取り方も教えていただきました。
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間違いやすいポイントに気をつけて!
・昆布に表面の白い粉は旨味成分なので、洗わないように。
・昆布は沸騰したお湯ではなく、水から入れる。
・鍋は水が対流して欲しいので、筒型ではなく口が大きく開いたものを使う。
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出汁は自分で取るにこしたことはありませんが、子育て中は時間に余裕がないのも事実です。
そこで、ちゃんと取ることとすぐに使えるものを両立させましょう!
さくら工房の『さくらいちばんだし』は自分で取った出汁とほとんど変わらず、
安心して子どもに与えられ、アレルギーの心配もありません。
離乳食は塩分を加えるのではなく、ペプチ化された出汁の旨味をかけるのがいいですね」。
お話を聞くほどに、子どもの食育を出汁の旨味で始めてみたくなりました。
◆作り手トーク PART2◆
「食の安全と安心」
西村 元さん(株式会社川ばた)
「ベータリッチにんじんって聞いたことありますか?
普段野菜を買うときに品種を気にしたことありますか?」
こんな質問で始まった西村さんのお話。
「うちの会社では『ベータリッチにんじん』というにんじんをつくっています。
なぜつくっているかといえばおいしいからです。でも、おいしいにんじんが
どうしてスーパーなどで売られていないのでしょう?
一度食べ比べてみてください。本当に違いますから。
売っていなければ自分でベランダで育ててみてください。目から鱗が落ちますよ。」
西村さんによれば、普段私たちが買っている野菜は、
良心的なお店で収穫してから4、5日かかっているとか。
「野菜は24時間勝負です。キュウリを切ってから、
大根を抜いてから24時間以内に食べてください。猛烈にうまいですから。
このマルシェ・ジャポンような生産者の直売所に行く機会が
あればぜひ行ってください。」とのこと。
お話は西村さんの子育てポリシーに。
「うちの子どもは8歳ですが、本当の味がわかってくれる子どもに育って欲しいと
子育てしてきました。そして、本当の味は本当においしいものを
食べることでしか身に付かないと思います。
スーパーの野菜が安心、安全じゃないという意味ではありませんよ。
安心、安全は国産の野菜であれば当たり前だと思って結構です。
ただ市場の流通に乗せられる野菜しか高く売れないので、
どうしても味は、二の次、三の次になって、
見た目を揃える、規格を揃える、皮がかたくて
輸送中にキズがつかないものが優先する。
もうひとついえば、安心と安全は違います。
安全はそれこそ当たり前のことですが、
安心は皆さんごとに基準が違うはずです。
例えば白菜を剥いたときに青虫が出てきて
安心できないと思うか、この白菜は虫が食べでも死なないんだ、
と思うかの違いです。」
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セミナーに参加されたママたちの声
A.H.さん
「子どもを妊娠した頃から、食について無関心でいたらよくないと思うようになりました。
とはいえ、子どもに離乳食を始めたばかりで、戸惑うこともしばしばです。
自分たちの食事もこれまであまり気にしていませんでしたが、離乳食作りを通して、
天然の出汁を使ったり、薄味に調理すべきかなと思っています。
今日のお話にあった出汁の「旨味」はとてもタイムリーでした!」
H.K.さん
「金澤先生の目線がとてもアットホームで、先生が近くに感じられました!
おかゆをはじめ、いちごなどいろいろなものが試食できたのも楽しかったです。
ベータリッチにんじんのおいしさは本当に初めての経験!
いままでのにんじんはいったい何だったのって。離乳食にもたくさんの食材を少しずつ使って、
彩りや季節感あるものにできたらと思っています。」
C.O.さん
「お母さんが食べたものによって、おっぱいの味が変わったり、
授乳を通して赤ちゃんによくない成分が吸収されたりすることなどが参考になりました。
ここ横浜市都筑区は駅前から少し離れると畑が多く、採れたて野菜を購入できます。
「ママ・マルシェ」の販売会場のように、生産者の方においしい食べ方を
教えてもらえるのも嬉しいですね。顔の見える野菜は葉や皮まで
余すとこなく使うように心がけています。」
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2012年3月










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